FOD　vs　チワちゃんズ

良くも悪くも今回の「中堅どころ」があつまったトーナメントとなった。
FODは予選でRFSC94の快進撃の肥やしとなってしまったが、この中では一枚上手、円熟の域に達した攻撃力でこのトーナメントを軽々と制した。
6位に甘んじたチワちゃんズも得点力は際立っているが、まだまだ勝負弱いところがあり、同レベルチームとの大事な試合にはなかなか勝ちきれない。ただし、波に乗れば一気に上に来るだろう。
今大会、もっとも元気のなかったFLEXとT・Y・F。なかよくこの順位に甘んじたが、2チームとも勝つこと以外の楽しさを知っており、チームなりに満足しているのではないだろうか？

チーム生乾き　vs　Sock Touch

さすがにもっとも「easy」らしいリーグとなった。
予選の元気のよさはどこへやら、LAVORANTEは最初の軽快さがなく、失速。結局無得点で大会を終えた。
逆に新参加で元気のよい生乾きは徐々に試合慣れ、得点慣れし、初勝利をあげた。
Sock Touchはこのトーナメントに入ってから俄然強くなり、相変わらずの内弁慶ぶりを発揮。
このトーナメントを制した。準優勝を1回経験しているチームとしては当然な結果か？
AC Corragioは2大会目にして初得点、初勝利を記録。どんなチームも初めの一歩はここから。今度は予選リーグでの１勝が求められる。

D-BLOOD　vs　RFSC94

「不気味なのはMIXチームD-BLOOD。女性がピッチにいてもハンデとならない組織力の高さは注目に値する。飄々とした勝ち方を得意としており、ノーマークながらも地力は十分。伏兵ながらもつねに優勝圏内に位置している。」
上記、easy04での戦評がそのまま今回の結果となってしまった。1点差以上の勝ちはなく、むしろ辛勝だけで優勝した。自前の組織力の高さに加え、個人技と精神力が今回の決め手となった。
決勝戦では0-1のビハインドから終了間際にミドルシュートを決め、同点。PK戦では最後のキッカーが大胆な軸足シュートで優勝を決めた。
また、準優勝のRFSC94もすばらしかった。5位→8位→10位→11位と回を重ねるごとに順位を落とし「We are so easy」と自称したが、誰もが予想しなかった今回の準優勝。層の厚い攻めと守りはまぐれではなく、今後上位常連チームとなるだろう。
初出場White Killersは技術レベルは今大会１も、それだけでは優勝できない。経験をつめば近い将来間違いなくeasyを制するチームとなるだろう。
いつもの順位に収まった感のあるdutch(wだが、今回は試合展開に余裕を感じた。一時のスランプからは抜け出し、あとは結果がついてくるのを待つばかりだ。